ChatGPT Webサービス版で、履歴の記録・学習への利用をOffにする機能が実装されました!
OpenAI社から、ChatGPT Webサービス版でチャットの履歴の記録をOffにする機能を実装した旨のアナウンスがありました。
また、チャット履歴が無効になっているときに開始された会話は、モデルのトレーニングや改善に使用されない(=学習に利用されない)旨も説明されています。
Conversations that are started when chat history is disabled won’t be used to train and improve our models, and won’t appear in the history sidebar.
履歴は見れなくなってしまうものの、学習に利用されないように設定できるのはうれしいですね! 私の環境で試したところ、設定できるようになっていたので設定方法をご紹介しておきます。
設定手順
- ChatGPT Webサービスの画面にログインします。
- 画面左下、プロフィール横の「...」をクリック、ポップアップしたメニューから「Settings」を開きます。
- 「Data Controls」-「Show」をクリックします。
- Chat History & Trainingという設定が表示されます。この機能を「Off」(灰色の状態)にすることで、チャットの履歴の記録・トレーニングへの利用を無効化することができます。
無効化した後の画面が以下になります。Web UIの左ペインに「Chat History is Off.」と表示されるようになりました。
おわりに
ということで、簡単ですがチャット履歴の記録・トレーニング利用の無効化機能とその設定の仕方のご紹介でした。ChatGPTの利用がより気軽に行えるようになると思いますので、ぜひお試しください!
ではでは。